このごろ劇場@字幕屋#141:「給料をもらったら何をしたい?」

夏休みなど関係なく現場に出たりしてるこの頃で、ほったらかしの幕内家だが、自分の頃とは色々時代が変わったようで、中学生の娘にはどうやら夏休みに「職場体験」というミッションがあるようだ。(昭和には無かったが)

 

1学期終わり?くらいに担任の先生から配られたそのプリントを見てみると、体験先の社員の方からとしてこんな記述があった。

 

〜どのような人物を採用するかは、実習の際に『働きたい!』というモチベーションが見られる人。親や学校に言われたから何となくいる人、ではなく『給料をもらったら何をしたい?」という18歳なりのビジョンを語れる人〜

 

「給料をもらったら何をしたい?」

働く上で、一番大事な言葉だと思う。

 

 

かつて20年くらい前の静岡で、学生上がりのペーペーの自分を雇ってくれたS木T志さんがこんなことを言ってたのを思い出す。

「目的を持て。目的がないまま何かをやろうとしたってダメだ」

 

相変わらず、自分の元を訪れてくれた諭吉さんや漱石さんは、仕事を助けてくれた人や物たちのところへあっと言う間に転居する毎日だが、それは「給料もらったら何をしたい?」の俺なりの答えだ。全く悔いはない。

 

写真はそんなこの頃、部下が頑張って担当した夏フェス@黒姫高原の一コマ