昨日は、ブループロジェクトの皆さんと一緒に千葉県内某私立高校・卒業式での映像出し現場。
卒業式シーズンになると、自分は牛久第三中学校以降は藤代高校も多摩美大も卒業式には参加出来なかったことを思い出す。芸大受験や、SPACの面接などなどそんな理由だったように思う。
当時は「まあそんなもんか」と思っていたけれど、この歳になると親の気持ちと言うものを少し考える。
「屁理屈こねて卒業間際まで演劇三昧してた息子が、多少まともになれましたよ」という姿を見せてやれなかったことへのちょっとした後悔。はたまた、そんな土俵際まで行くあての決まっていない風来坊を見守る親の気持ち。まあ、どんな気持ちだったかなんて訊いたことはないのだけれど。
頂いた進行表には「参加者全員で斉唱」とあったので、自分も20ン年前と20ん年前の分をこっそりと大きな声で唄ってみた。
プロジェクターとスクリーンをバラして外へ出ると、春の陽だまりの中で梅が満開だった。