このごろ劇場@字幕屋#120:「原点」

今でこそ、オペラ界隈の住人のような顔をしている自分だが、初めてまともに見たオペラが1999年の夏、ロベール・ルパージュ演出・ベルリオーズ「ファウストの劫罰」(La damnation de Faust)だった。

実は25歳のそれまで、まともにオペラなど見た事は無かった。
今思うと、随分とドットの粗いチカチカな文字で申し訳なかったのだけれど、あの時の出会い
がなければ今の自分は無かったと思う。

そして来週、17年近いの時を経ての再会だ。

2時間近い一人芝居。

字幕屋としては大変な演目だが、今から楽しみで仕方が無い。

 

写真は例によって関係なくこの頃の一コマ。

今日も机の上は大変なことになっている。