今でこそ、オペラ界隈の住人のような顔をしている自分だが、初めてまともに見たオペラが1999年の夏、ロベール・ルパージュ演出・ベルリオーズ「ファウストの劫罰」(La damnation de Faust)だった。
実は25歳のそれまで、まともにオペラなど見た事は無かった。
今思うと、随分とドットの粗いチカチカな文字で申し訳なかったのだけれど、あの時の出会いがなければ今の自分は無かったと思う。
そして来週、17年近いの時を経ての再会だ。
2時間近い一人芝居。
字幕屋としては大変な演目だが、今から楽しみで仕方が無い。
写真は例によって関係なくこの頃の一コマ。
今日も机の上は大変なことになっている。